トランプ、プーチン電話会談 30日間の全面停戦に至らず

(右)米国のトランプ大統領、(左)ロシアのプーチン大統領

 トランプ大統領とロシアのプーチン大統領が3月18日、ウクライナ紛争の停戦合意に向けて電話会談しましたが、エネルギー施設インフラへの攻撃停止は合意に至ったものの、30日間の即時停戦案についてはロシアは拒否しました。ロシア側の意図、そして米国はどう考えているか探ります。

武末幸繁(たけすえゆきしげ)

 在米ジャーナリスト。福岡県大牟田市出身。法政大学社会学部卒業後、雑誌編集者などを経て1988年渡米。90年よりニューヨークの邦字誌OCSニュースの編集記者、後に編集長となる。2005年、同誌休刊に伴い独立。日本のSAPIO、プレジデントなどに寄稿。文藝春秋、週刊文春、週刊ポスト、女性セブンなどでも取材・執筆していた。現在、ワシントンDCとヒューストンで発行されている邦字紙SAKURA(現在不定期発行)の編集長を務める傍ら週刊NY生活でも執筆活動を行なっている。