「今月のオススメ児童書・絵本」初回放送10/1(火)EDT11:40AMより(他再放送有):楽しい魔女のお話が5つ入った短編集マーガレット・マーヒー作 尾﨑愛子訳 はたこうしろう絵『魔女がやってきた!』(徳間書店)・絵本 大人気「100かいだてのいえ」シリーズ第6弾 岩井俊雄作・イラスト『ぬまの100かいだてのいえ』(偕成社)
10月のオススメ児童書(Navi:藤木優子)はハロウィン時期にぴったりのこの1冊!楽しい「魔女」のお話が5つ入った短編集 マーガレット・マーヒー作 尾﨑愛子訳 はたこうしろう絵『魔女がやってきた!』(徳間書店) です。「魔女」というと何だか怖い印象があるかもしれませんが、この短編に登場する魔女たちはどれも人間っぽさ満載の魔女たちです。作者は2度のカーネギー賞と国際アンデルセン賞 作家賞を受賞したニュージーランド出身の著名ファンタジー作家、児童文学作家のマーガレット・マーヒーさん。マーヒーさんのユーモア溢れる語り口が読者さんを物語の世界へ引き込みます。また番組の終わりには、この作品の訳を担当された翻訳家 尾﨑愛子さんよりさくらラジオリスナーさんへお手紙(代読)を頂いています。翻訳家ならではの作品の魅力をたっぷり語ってくれていますので、最後までぜひ聴いて下さいね。
10月のオススメ絵本(Navi:ケイ)は岩井俊雄作・イラスト『ぬまの100かいだてのいえ』(偕成社)です。大人気「100かいだてのいえ」シリーズ第6弾。今回の舞台は「ぬま」。そして主人公は自分はカエルだと思っているオタマジャクシの「うず」。「まんげついわ」とよばれる丸くて大きな岩がある、山のふもとの沼に住んでいた「うず」。ある風の強い日、「まんげついわ」がゴロゴロゴロゴロ バシャーン! とぬまに落ちてきて……!さあ大変!「うず」はなんとかしようと「ぬま」に飛び込み助けを求めます!そこにはたくさんの淡水で住む生き物たちが登場!そして、なんと「うず」もカエルではなかったことが判明!「まんげついわ」はどうなるの?「うず」は一体何者なの???本作品も縦になが~い、ダイナミックな絵本です!