「今月のオススメ児童書・絵本」初回放送8/6(火)EDT11:40AMより(他再放送有):イタリアとヒロシマ〜戦時中の記憶をつなぐ物語 朽木祥作『パンに書かれた言葉』(小学館)・絵本 柴田ケイコ作・イラスト『パンダのおさじとふりかけパンダ』(ポプラ社)

8月のオススメ児童書(Navi:藤木優子)は朽木祥作『パンに書かれた言葉』(小学館)です。 イタリア人の母と日本人の父をもつ中学生の少女エリーがイタリアの祖母とヒロシマの祖父からの戦時中の記憶をつないでいく物語です。自分と同じわずか13才の少年少女たちが味わった過酷な現実と死 。エリーが感じた思いとは。作者の朽木祥さんは広島市出身、被爆2世で戦争やヒロシマに関する著書を数多く出版され、多くの賞を受賞されています。また、英訳刊行された”Soul Lanterns”(原題『光のうつしえ』)がアメリカでベストブックス2021に選定されるなど、海外での評価も高まっています。番組の終わりには作者の朽木祥さんからさくらラジオリスナーさん宛てに頂いたお手紙をご紹介します!今年で79回目を迎える「終戦記念日」。ぜひ放送を聴いて下さいね。

8月のオススメ絵本(Navi:ケイ)は柴田ケイコ作・イラスト『パンダのおさじと
ふりかけパンダ』(ポプラ社)です。またまたやってきました、パンダのおさじシリーズ!前作に続き、おさじパワー炸裂で、子供たちの注目を一気にかっさらいます!さあ今回は、食べものの好き嫌いが多いぱこちゃんが登場。ある日、スーパーでもらった「ふりかけパンダ」をごはんにかけると、小さなパンダの「おさじ」があらわれました。ふりかけを料理にかけて、おさじが教えた呪文を唱えると、いつもの料理がパンダ料理に大変身! でも、またおさじからのお約束があります。それを守らないと大変な事に!注目の絵本作家・柴田ケイコさんが描く、大人気絵本シリーズ「パンダのおさじとフライパンダ」に続く第2作目。パンダのおさじの不思議パワー!いつか自分もパンダのおさじに会えるんではないか!そう思わせる絵本です!