「今月のオススメ児童書・絵本」初回放送7/2(火)EDT11:40AMより(他再放送有): 7月の紹介作品は今年度夏の課題図書(高学年)トンケ・ドラフト&リンデルト・クロムハウト作『ドアのむこうの国へのパスポート』(岩波書店)・絵本 オームラトモコ作・絵『こんやはなんのぎょうれつ?』(ポプラ社)

7月のオススメ児童書(Navi:藤木優子)は今年度第70回青少年読書感想文全国コンクール 小学校高学年の部 課題図書に選ばれたトンケ・ドラフト&リンデルト・クロムハウト作 リンデ・ファース絵 西村由美訳『ドアのむこうの国へのパスポート』(岩波書店)です。一学年に10人しかいない少人数のクラスで、ある日、本を読むのがとても上手な先生が作家に手紙を書こう、と生徒達に提案。クラスの子ども達が作家と手紙を交わしながら、ドアのむこうの国へ行くために次々に出される課題に必死に取り組み、友情と信頼、そして自信を築いていく物語です。作者のトンケさんとリンデルトさんは、リンデルトさんが作家を志した19歳の時に出会い、それ以来の長年の親しい友人です。 オランダの人気児童文学作家の二人が共同で書き上げたこのお話。さて、どんなお話ができ上がったのでしょうか。番組をぜひお聴き下さいね。

7月のオススメ絵本(Navi:ケイ)はオームラトモコ作・絵『こんやはなんのぎょうれつ?』(ポプラ社)です。さあ7月!いよいよ夏本番となりました。日本では怖い話、怪談の季節になりましたね。今月は、可愛くて、ちょっと怖い!?妖怪の絵本を紹介します。日本の妖怪から外国の妖怪。サイズの小さい妖怪も大きい妖怪、子供の妖怪、おばあちゃんの妖怪など、ありとあらゆる妖怪が大集合!その数なんと70名!妖怪の大行列のその先には、一体何があるのでしょうか!妖怪を学ぶにはピッタリの絵本。イラストも可愛いのにダイナミック。みどころ満載の1冊です。