「今月のオススメ児童書・絵本」初回放送4/2(火)EST11:40AMより(他再放送有):4月は「自閉症啓発月間」!安田夏菜作『アナタノキモチ』(文研出版)と絵本 乾 栄里子文 西村 敏雄絵『バルバルさん』(福音館書店)をご紹介!

4月のオススメ児童書(Navi:藤木優子)は数々の賞を受賞し、今年春にNHK総合で特集ドラマとして実写ドラマ化されることが決定している『むこう岸』(講談社)の作者が送る最新刊:安田夏菜作『アナタノキモチ』(文研出版)。実の母親に置き去りにされた自閉症の男の子、ハルくんを引き取ることになったある家族の物語です。「人の気持ちが分からない」ハルくんに、武藤家は振り回され、特におじいちゃんは毎日怒り狂います。でも、ある出来事がきっかけで、実は「人の気持ちが分からない」のはハルくんだけではなかった、ということに武藤家の皆は気づいていきます。番組の終わりに作者の安田夏菜さんからさくらラジオリスナーさん宛てに頂いたお手紙をご紹介します!最後までぜひ聴いて下さいね。

4月のオススメ絵本(Navi:ケイ)は乾栄里子文 西村敏雄絵『バルバルさん』(福音館書店)です。町の外れにある、青い屋根の床屋のバルバルさん。毎日楽しく働いていますが、ある日、ライオンが、たてがみをきれいにしてほしいとやってきます。すると次にワニや、ヒツジ、リス。。。次々に動物のお客さんがやってきました。初めはびっくりしていたバルバルさんも、もう驚きません。楽しくなってどんどん動物たちの期待に応えます。誰にでもオープンで、優しいバルバルさん。そのプロフェッショナル精神に頭が上がりません!絵本の最後に、どうして動物のお客さんばかりの来店だったかの真相が!