
8月のオススメ児童書(Navi:藤木優子)は2023年第69回青少年読書感想文全国コンクール 小学校低学年の部 課題図書に選ばれたポリー・フェイバー文 ハリエット・ホブディ絵 中井はるの訳『よるのあいだに。。。みんなをささえる はたらく人たち』 (BL出版)です。夜の間に働く様々な職種のひとたちをひとりの少女の目線から描き、昼間の私たちの生活がこういった人たちによって支えられている、と感じられる作品(絵本)です。そして、この作品の訳者であり、ジェフ・キニー作 『グレッグのダメ日記』シリーズやR・J・パラシオ作 『ワンダー』シリーズなどの人気作品の日本語翻訳者としても知られる翻訳家 中井はるのさんの特別インタビューを7日(月)の週、21日(月)の週の2回に分けて、お届けします!!中井さんがこの作品を翻訳されたきっかけや、訳をされる上で大変だったこと、イラストを担当されたハリエット・ホブディさんの絵に関して思われたこと、そして作品を通して読者さんに伝えたいこと、などたっぷり語って頂きます!どうぞお楽しみに!!


8月のオススメ絵本(Navi:ケイ)は麻生知子作・イラスト『なつやすみ』(福音館書店)です。 福音館書店、激押しの1冊!2023年6月に初版の出来立てのホヤホヤ絵本。いとこが遊びに来て、一緒に素麺食べて、一緒にプールに行って、その後お祭りに行く。自分が幼いころの夏休みが、そのまま再現されているかのようで、ほとんどの方は、「あ~、あった、あった。そんな事あった。懐かしいなあ」と思える内容、思えるページばかり。扇風機に蚊取り線香、朝顔、カブトムシ、セミ、スイカなど、夏の風物詩がふんだんに、所かしこに登場します。現代のお子様達には初めて触れる、昔の日本の夏の風景。そして、大人の私達が見ても、あの時にタイムスリップできる、そんな素敵な、魔法のような絵本です。