7月と8月の「今月のオススメ児童書」(Navi:藤木優子)番組では、今年2023年第69回青少年読書感想文全国コンクール課題図書に選ばれた作品をご紹介!ぜひ、この夏はお子さんと一緒に読書をお楽しみ下さい。

7月のオススメ児童書(Navi:藤木優子)は、小学校高学年の部 課題図書に選ばれた韓国在住の作家ウン・ソホル作 ノ・インギョン絵 すんみ訳『5番レーン』(鈴木出版)です。 この作品は、水泳競技という水の中の世界で、小学校6年生の多感期の子供たちの恋と友情の話を織り交ぜながら、主人公の水泳部のエース、カン・ナルが自分の弱さと向き合い、居場所を見つけ、成長していく物語です。

7月のオススメ絵本(Navi:ケイ)は鈴木のりたけ作・イラスト『大ピンチずかん』(小学館)です。子どもが出あう世の中のさまざまな大ピンチを、「大ピンチレベル」の大きさと、5段階の「なりやすさ」で分類し、レベルの小さいものから順番に紹介。ゲームをしようとして、充電ができていなかったり、リュックの中から昔のおにぎりが出てきたり。子供の日常のアルアルを1冊にギュッ~っと集約した、親も「これウチの子でも絶対ある!」と、こぼれること間違いなしの傑作!MOE絵本屋さん大賞2022で、見事1位を受賞し、その他にも、数々の絵本に関する賞で、1位や大賞をとるほどの人気絵本。夏休みに入るお子様と、どれが自分に当てはまるか一緒に答え合わせしてみては!?